PCLで点群処理

PCLで点群処理したあれこれを書いていきます。

【論文100本ノックの12】授業分析支援のための受講者の三次元可視化手法の検討

1 目 的

 点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。

 

2 はじめに

 前回、多読重視で粗読なため、やや消化不良のまま論文を読むのをやめた。

 今回は、わかりやすさ重視で選択した。

 100本計画の12本目として、和文2ページの本論文を読む。

 

3 対象論文と要約

3.1 対象論文

西口敏司(大阪工業大学.), 村上正行(京都外国語大学

"授業分析支援のための受講者の三次元可視化手法の検討."

第 37 回教育システム情報学会全国大会講演論文集 (2012): 60-61.

http://www.jsise.org/taikai/2012/program/contents/pdf/G1-3.pdf

3.2 研究概要

(社会的ニーズ)

 授業分析法の一つである、撮影映像の後日分析では、受講者の姿勢を判断したいというニーズがある。

(提案)

 深度センサーの撮影で三次元点群化することで、姿勢を分析しやすくする。

  

4 出現用語

 特になし

5 おわりに

 姿勢検出のアルゴリズムが記載されていないのは、人力検出でやるからなのか、研究途中であるからなのかはわからない。

 もしやるとすれば、鼻先方向にベクトルを出すことで、顔の向きはわかりそうである。

 そして、鼻の特徴量は、8本目の論文が非常に参考になりそうである。

 このように、異なる研究が結びつく瞬間が、粗読ながらも多読の面白いところである。

6 今後調査したい事項

 ・人の顔の向きの検出方法

7 参考文献

 なし。