【論文100本ノックの2】大規模点群からの既知部品の検出とパラメータの同定
1 目 的
点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。
2 はじめに
前回、応用分野の論文が読みやすかったので、今回も応用分野の論文を読む。
100本計画の2本目として、和文2ページの本論文を読む。
3 対象論文と要約
3.1 対象論文
藤井 智, 増田 宏:(東京大学):
"大規模点群からの既知部品の検出とパラメータの同定"、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pscjspe/2010S/0/2010S_0_117/_article/-char/ja/
3.2 研究概要
プラント施設などの改修のため、現物から3Dモデルを短期間かつ低コストで作成したいというニーズがある。
建築部品等は予め規格化されているため、取得したプラント施設の点群にパーツを当てはめ、モデル化した。
4 出現用語
・ストリーミング方式によるメッシュの生成手法
・ロバスト推定に基づく平滑化手法
5 おわりに
点群処理は基本的には点をいかに扱うかという問題である。
前回は点を線として捉えていたが、今回は平面として捉えた上で、長さというパラメータの組み合わせの集合体に落とし込んでいた。
平面だけでなく、曲面でも可能であるか検討した論文があれば読みたい。
6 今後調査したい事項
・曲面でのパラメータマッチング
7 参考文献