PCLで点群処理

PCLで点群処理したあれこれを書いていきます。

【論文100本ノックの27】RANSAC による屋内環境レーザ計測点群の BIM 構成要素への効率的なマッチングと差分点抽出

1 目 的

 点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。

 

2 はじめに

 目標の100本の内25%を終え、広く浅い情報収集は順調に進んでいる。

 今後も幅を広げるために様々な論文を読むつもりだが、同時に、深掘りを始めても良い時期に入ったと考える。

 100本計画の27本目として、その24の続報である和文2ページの本論文を読む。

 

3 対象論文と要約

3.1 対象論文

山岡晋也, 金井理, and 伊達宏昭.

"RANSAC による屋内環境レーザ計測点群の BIM 構成要素への効率的なマッチングと差分点抽出."

精密工学会学術講演会講演論文集 2013 年度精密工学会秋季大会. 公益社団法人 精密工学会, 2013.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/pscjspe/2013A/0/2013A_641/_article/-char/ja/

3.2 研究概要

(社会的ニーズ)

 BIMと現況レーザ計測点群のマッチングを取りたいというニーズがある。

(提案)

 前報から以下の点を改善する。

・計測点群とBIM間のレジストレーションの効率化

レジストレーション語の点群のBIM構成要素への対応付け

・差分点の抽出

4 出現用語

  なし。

5 おわりに

 ある手法を改良する際には、その手法の問題点と解決策がセットで示される。

 自身の研究手法に何らかの問題がある場合、他者の改良手法から学ぶところは多い。

 今回は、処理時間を短縮するために、対象点数を減少させることが示された。

 他の研究についても、続報・前報を調べることで、改良法を学びたい。

6 今後調査したい事項

 読了済み論文の前方・続報

7 参考文献

 なし。