【論文100本ノックの49】スギ人工林におけるLiDARを用いた樹木抽出の最適観測密度に関する考察
1 目 的
点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。
2 はじめに
100本計画の49本目として、和文3ページの本論文を読む。
3 対象論文と要約
3.1 対象論文
スギ人工林におけるLiDARを用いた樹木抽出の最適観測密度に関する考察
縄村達矢, 遠藤貴宏, & 安岡善文
生産研究, 59(3), 329-331. 2007
https://www.jstage.jst.go.jp/article/seisankenkyu/59/3/59_3_329/_article/-char/ja/
3.2 研究内容
(社会的ニーズ)
森林の効率的かつ正確な計測/評価のため、LiDARで森林の点群データを取得したいというニーズがある。
(提案手法)
航空LiDARで森林の点群データを取得する際の最適な密度
4 出現用語
なし。
5 おわりに
点群データは、ともするとデータ量が非常に膨大になる。
そのため、最適な点群取得密度等の取得条件を設定することが良い対策となる。
今回は製紙会社の保有林ということで、しっかり間伐された林であると考えられる。
しかし、日本の林は手入れがされていないものが多数あり、これを管理するために運用することを考えると、今回の結果は使用できないかもしれない。
さらに、管理されたデータをグラントゥルースとして使用する本手法は、管理されていない森林では、手法そのものが使用できなさそうである。
6 今後調査したい事項
適切な点群取得条件