PCLで点群処理

PCLで点群処理したあれこれを書いていきます。

【論文100本ノックの56】私の研究開発ツール第16回:Bundler

1 目 的

 点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。

 

2 はじめに

 100本計画の56本目として、和文4ページの本論文(記事)を読む。

 

3 対象論文と要約

3.1 対象論文

私の研究開発ツール第16回:Bundler

満上育久 大阪大学

映像情報メディア学会誌 65.4 (2011): 479-482. 2011

https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/65/4/65_479/_article/-char/ja/

3.2 研究内容

(社会的ニーズ)

 なし。

(提案手法)

 

3.3 ツールの概要

(1)Bundler

 複数画像からSFMを行うオープンソースプログラム

(2)MeshLab

 Bundlerの実行結果のビューアとしても使用できる高機能な3次元データ表示・編集ソフト

(3)PMVS2

 Bundlerの結果をもとにMulti-view Stereoを行い密な3次元形状復元を行うプログラム

4 出現用語

 

5 おわりに

 研究では様々なツールを使用するが、導入に時間や手間がかかるので、そこまで安易に試す気にはならない。

 しかし、この記事のように、ツールの概要や導入方法、ツール間の連携方法や使用法まで書いてあり、ほぼマニュアル化されていれば、かなり気軽に手が出せる。

 ツールが増えるということは、研究の幅が広がることにつながる。

 3次元点群を取得する方法として、最近はKinectやXtionが一般化しているが、2次元画像からSfMで取得する方法も古典的手法として知られている。

 これを簡単に試せるのであれば、非常にありがたい。

6 今後調査したい事項

  「私の研究開発ツール」シリーズ