PCLで点群処理

PCLで点群処理したあれこれを書いていきます。

【論文100本ノックの59】私の研究開発ツール―第 3回―OpenGL

1 目 的

 点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。

 

2 はじめに

 100本計画の59本目として、和文4ページの本論文(記事)を読む。

 

3 対象論文と要約

3.1 対象論文

私の研究開発ツール―第 3回―OpenGL

床井浩平 和歌山大学

映像情報メディア学会誌 61.9 (2007): 1307-1310. 2007

http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=en&type=pdf&id=ART0008782398

3.2 研究内容

(社会的ニーズ)

 なし。

(提案)

 OpenGLの紹介

3.3 ツールの概要

 プラットフォーム非依存のグラフィックハードウェアAPI

(1)OpenGLGLUT

 OpenGLに含まれない、マウス位置取得やウィンドウ開閉等は、GLUT(OpenGL Utility ToolKit)を用いて実装する必要がある。

 また、GLUTは主要OS間でソースコードレベルの互換性を持つものの、本来OpenGLの学習用ツールであり、本格的なGUIアプリ開発には不向き。

(2)GLUTを使った簡単なOpenGLプログラム

(3)2次元図形の描画

 色を指定した後、3頂点を指定することで、ポリゴンを生成

(4)座標軸とビューポートの設定

 glOrtho()関数で初期化することで、表示範囲が変わる。

(5)3次元図形の描画

 GLUTには簡単な立体形状を描く関数が用意されている

(6)視点の移動

 gluLookAt()関数で、視点の位置や視線の方向を直接指定できる

(7)透視変換

 gluPerspective()関数で、カメラパラメータを用いて指定可能

(8)陰影付け

 glutSolidCube()関数で、線画から面構成の立方体に変化させる

(9)隠面消去

 デプスバッファ法で隠面消去処理を行う

4 出現用語

 

5 おわりに

 ARToolKitに続き、OpenGLの紹介記事。

 OpenGLGLUT)の使い方をざっと紹介している。

 描画処理の流れについては、CGエンジニア検定用の参考書が詳しい。

 他のシェーダ(DirectXやCg)等についても調査したい。

6 今後調査したい事項

  「私の研究開発ツール」シリーズ