【論文100本ノックの72】私の研究開発ツール―第 32 回―FFmpeg
1 目 的
点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。
2 はじめに
100本計画の72本目として、和文3ページの本論文(記事)を読む。
3 対象論文と要約
3.1 対象論文
私の研究開発ツール―第 32 回―FFmpeg.
筒口拳 NTTサイバーソリューション研究所
The Journal of The Institute of Image Information and Television Engineers 64.3 (2010): 315-317. 2010
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/64/3/64_3_315/_pdf
3.2 研究内容
(社会的ニーズ)
なし。
(提案)
FFmpegについて解説する。
3.3 ツールの概要
(1)入手方法
ソース配布形式のため、自力コンパイルかOS対応パッケージ管理ツールを用いるか、実行可能プログラムを入手する
(2)使用例
・コマンドラインのオプションを調べる
・サポートしているフォーマットを調べる
・複数の静止画像を動画像に変換する
・動画像を静止画像に変換する
・単純なコピー
・戦闘から6秒の位置から長さ3秒だけ切り出して出力する
・あるフォーマットの動画像を他のフォーマットに変換する
・ビデオのビットレートを64kbpsに変更する
・フレームレートを24fpsに変更する
・同画像や静止画像を表示・再生する
(3)ライセンス
特許アルゴリズムが使用されている可能性が否定しきれないため、商用ソフトへの組み込みには注意を要する
4 出現用語
5 おわりに
PCLには、描画結果を静止画出力するコマンドがある。
連続した描画結果を動画化するためには、FFmpeg等を用いる必要がある。
研究している本人にとっては、動画化しなくとも十分に理解できることでも、他の人には動画化することで非常にすんなり理解してもらえることが多々ある。
ぜひ使っていきたいツールである。
6 今後調査したい事項