PCLで点群処理

PCLで点群処理したあれこれを書いていきます。

【論文100本ノックの23】実環境 FDTD 数値モデル構築のための深度センサの検討

1 目 的

 点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。

 

2 はじめに

 前回、Kinectの性能を考察する論文を読んだ。

 今回も同様の論文であり、KinectとXtionの精度比較に関するものである。

 100本計画の23本目として、和文1ページの本論文を読む。

 

3 対象論文と要約

3.1 対象論文

今野海航, 園田潤,(仙台高専) 金澤靖(豊橋技大), & 佐藤源之(東北大). (2014).

実環境 FDTD 数値モデル構築のための深度センサの検討.

電気関係学会東北支部連合大会講演論文集 平成 26 年度 電気関係学会東北支部連合大会 講演論文集 (pp. 151-151). 電気関係学会東北支部連合大会実行委員会.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/tsjc/2014/0/2014_151/_article/-char/ja/

3.2 研究目的

(社会的ニーズ)

 携帯電話等の電波使用デバイスの高度化・高周波化により、電波シミュレーション用に環境をデジタル構築するニーズがある。

(提案)

 安価なデジタル環境構築に用いられるKinectとXtionについて、誤差を比較検討する。

4 出現用語

 特になし

 

5 おわりに

 前回同様、KinectやXtionの性能に関するサーベイ論文である。

 5cmの差を「ほぼ同程度」と評価したり、モデルデータの作成方法が不明であったりと、いまいちはっきりしない。

 引用とするには物足りないが、紙面の関係で割愛されたかもしれないため、もう少しボリュームのある別バージョンがあれば読みたい。

6 今後調査したい事項

・本ペーパーの別バージョン

7 参考文献

 なし。