PCLで点群処理

PCLで点群処理したあれこれを書いていきます。

【論文100本ノックの9】形状の特徴を考慮した点群の再構成

1 目 的

 点群に関する研究論文を読み、点群処理に関する知識を得るとともに、新たな研究のための気づきを得る。

 

2 はじめに

 これまで、応用分野の論文を主として読んでいたが、ここで趣向を変えて、少しだけ基礎に寄った内容に触れる。

 100本計画の9本目として、和文2ページの本論文を読む。

 

3 対象論文と要約

3.1 対象論文

粟野直之, 西尾孝治, (大阪工業大学

金谷孝之, 小堀研一, ( 広島国際大学). (2013).

形状の特徴を考慮した点群の再構成.

情報処理学会第 75 回全国大会, 4, 2.

https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=111936&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1&page_id=13&block_id=8

3.2 研究概要

 点群を直接編集・描画する手法は、点群にノイズが含まれず、できるだけ均一であることが望まれる

→点群を整列させて形状を再構成することで、ノイズを除去し点密度を均一化させる

  

4 出現用語

・Schlomerらの均一度

・LOP/WLOP

5 おわりに

 ガチガチの応用系論文は、文字だけでまとめてもわかりやすいが、少し理論的な話になると、途端に図表無しでの理解は困難となる。

 基礎研究において悩むのが、最終的な評価の方法であるが、今回は「Schlomerらの均一度」という手法が出てきた。

 このような評価方法を知ることで、自身の研究成果の評価の選択肢を増やしたい。

 

6 今後調査したい事項

 ・Schlomerらの均一度

 

7 参考文献

 なし。